ジャッコが やられた!
バリトン一家だ!!
ここは 俺たちで 食い止める
ボス、裏口から 逃げて
早く!!
あたしを かばって
あたしを 守って
みんな
いなくなった
…でも
ヴァンパイアの あたしは
あの子たちのために
ひと粒の涙すら ごぼせない
※注:ヴァンパイアには涙腺がないため涙を流せない…というマイ設定である
ドニア「…… 歌声?」
ドニア「ヴラドが歌っている?」
海と陸地の はざまに 1エーカーの
土地を 見つけて ちょうだい
パセリと セージ、ローズマリーに タイム♪
羊の角で 畑を耕し、胡椒の種を 蒔き
皮の鎌で その実を 収穫しておくれ♪
胡椒の実を ヒースで束ねたら
あたしたちは 恋人同士に 戻れるはず
始祖「ピアノの音がうるさくて起こしてしまったか? すまん」
ドニア「ううん ちょうど夢からさめたら音が聴こえてきた」
始祖「思った以上におまえは優秀だな もうおまえに教えることはほとんどない 『究極の書』を読破したらヴァンパイア修業は終了だ」
ドニア「あの本、3ページも読むと眠たくなっちゃうんだよね」
始祖「ドニア、ここを出たらどうする?」
ドニア「ん?」
始祖「バリトン一家の連中を死なない程度に痛めつけた※後で、という意味だ」
※注:ドニアはバリトン一家を殺さないとは誓ったが報復をあきらめたわけではない それは始祖もじゅうじゅう承知している
2026年4月24日金曜日
奥様、お手をどうぞ 13
ドニア「ヴラド、この木はなあに?」
始祖「ん? ああ、ブラッドフルーツだ」 始祖「前作『ザ・シムズ3』では『血清フルーツ』なる木の実があったが、おそらくそれと同等品だろう」 ← メタ発言
ドニア「……… 『ザ・シムズ3』って何だよ」 始祖「ベジタリアンなヴァンパイアにとっては最高のおやつだ」
ドニア「ふうん」 ドニア(ちょっとリンゴに似ているかな) 始祖「何だ、これは?」 ドニア「ブラッドフルーツのパイさ リンゴの代わりにブラッドフルーツを使ってみたのさ」
始祖「…おまえ、これが俺の大好物だとなぜ知っている」 ドニア「え? そうなんだ 良かった♪」
始祖(…まずった) ドニア「味はどう? 気に入ってくれた?」
始祖「まずくはないな また焼いたら食ってやらんこともない(意訳:とってもおいしいね また焼いてくれ)」 ドニア「………」
始祖「ん、急に黙りこくってどうした?」
ドニア「…… ちょっと昔のことを思い出して」 アップルパイはあたしの得意料理だった いつだったか、ジャッコが急に怒り出した
俺のパイより、あやしのパイのほうがでかい えこひいきだって あわや大げんかになりそうになった時、コナーが言ったんだ
それなら、ひと切れずつ重さを量ればいいじゃん パイは5切れともまったく同じ重さだった 「ジャッコって誰だよ」とも「コナーって誰」とも、 ヴラドはあたしに訊ねはしなかった 彼もまた愛する者を喪う辛さも悲しみも知っているのだ だから、黙ってあたしのとりとめもない話を聞いてくれた
ただ、あたしの気持ちに寄り添うために… ドニア「ヴラド あんたって意外と優しいんだね」
始祖「は? 俺が優しいだって? ちゃんちゃらおかしくって、へそで茶を沸かすぜ」
ドニア「……」 そう、こいつは人からほめられるのが不得手のようだ
照れ隠しにぞんざいな物言いをする彼が、ますます好きになっていった
始祖「ん? ああ、ブラッドフルーツだ」 始祖「前作『ザ・シムズ3』では『血清フルーツ』なる木の実があったが、おそらくそれと同等品だろう」 ← メタ発言
ドニア「……… 『ザ・シムズ3』って何だよ」 始祖「ベジタリアンなヴァンパイアにとっては最高のおやつだ」
ドニア「ふうん」 ドニア(ちょっとリンゴに似ているかな) 始祖「何だ、これは?」 ドニア「ブラッドフルーツのパイさ リンゴの代わりにブラッドフルーツを使ってみたのさ」
始祖「…おまえ、これが俺の大好物だとなぜ知っている」 ドニア「え? そうなんだ 良かった♪」
始祖(…まずった) ドニア「味はどう? 気に入ってくれた?」
始祖「まずくはないな また焼いたら食ってやらんこともない(意訳:とってもおいしいね また焼いてくれ)」 ドニア「………」
始祖「ん、急に黙りこくってどうした?」
ドニア「…… ちょっと昔のことを思い出して」 アップルパイはあたしの得意料理だった いつだったか、ジャッコが急に怒り出した
俺のパイより、あやしのパイのほうがでかい えこひいきだって あわや大げんかになりそうになった時、コナーが言ったんだ
それなら、ひと切れずつ重さを量ればいいじゃん パイは5切れともまったく同じ重さだった 「ジャッコって誰だよ」とも「コナーって誰」とも、 ヴラドはあたしに訊ねはしなかった 彼もまた愛する者を喪う辛さも悲しみも知っているのだ だから、黙ってあたしのとりとめもない話を聞いてくれた
ただ、あたしの気持ちに寄り添うために… ドニア「ヴラド あんたって意外と優しいんだね」
始祖「は? 俺が優しいだって? ちゃんちゃらおかしくって、へそで茶を沸かすぜ」
ドニア「……」 そう、こいつは人からほめられるのが不得手のようだ
照れ隠しにぞんざいな物言いをする彼が、ますます好きになっていった
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